宇治と〈里〉の四季: 2024年8月アーカイブ

スイレン①.jpg暑い日が続いていますが、先日居室前に置いてある水瓶の中に

かわいい睡蓮の花のつぼみを見つけました。

「咲いたら教えてくださいね。」とお願いしたところ

「今日 咲きましたよ」のお電話。一番外の花びらがほのかにピンクがかっていて白い

可愛い花が咲いてました。

暑い夏の水面に咲くスイレンの花言葉は「清浄」「信仰」「信頼」色によっても違う

花言葉がついているそうです。

初夏から夏、少し長くて秋まで咲きますが、おおむね夏が見頃...。

可憐な花を愛でて暑さもちょっと一休みした気持ちになりました。

             

                    (コミュニティ 職員)

ヤマナシ①.jpgヤマナシの木は9月から10月上旬に直径3~4㎝程の実をつける落葉高木で

雌雄同株。現在栽培されている日本ナシの原種です。

私たちが秋になると食べるさまざまな品種の日本ナシのルーツと言える木が

5号棟1階 庭園の隅にあり今年も緑の葉っぱの間からマスタードイエローの実が

いくつかなっているのが見えます。残念ながら実は酸っぱくて食用には向いていません。

余談ですが "やまなし"という宮沢賢治の短編童話が1923年4月8日、

岩手毎日新聞に掲載されています。この童話は、蟹の兄弟が青白い水の底で話をしている

日常の風景を豊かな表現力で描いた作品で、数少ない生前発表童話の一つだそうです。

まだまだ暑いには続きますが身近な自然からちょっと一足早い秋を感じてみていただけた

と思います。

                    (コミュニティ職員)

宇治川の鵜飼

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鵜飼①.jpg鵜飼といえば、岐阜県長良川・大分三隅川・愛媛県肱川の日本三大鵜飼が有名ですが、

宇治川の鵜飼いは、平安時代には行われていたようです。

今年の大河ドラマでも話題の「源氏物語」。

最後の十帖を物語の舞台から「宇治十帖」と呼ばれています。

そんな話題のスポットで鵜飼の屋形船に乗船しました。

当日は暑い日でしたが、船に乗ると川の風が心地よく情緒ある時間を過ごし

開始を待ちます。

宇治川の鵜飼は女性鵜匠がいることで有名で、当日は鵜匠二人とも女性でした。

夜の帳が降りる頃、かがり火が焚かれ鵜飼のスタートです。

六羽の鵜を巧みに操り、魚を捕っていきました。

夏の夜を満喫しました。

( 募集職員 K・Y )

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