勝っても負けても、結局は虎命

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 2024年の阪神タイガースは、10月13日で終わりを告げました。

 岡田監督が縦縞を着て甲子園に立つ最後の試合は、情けないとも、らしいとも言える横浜戦10対3の負け試合でした。最後まで残って岡田コールしてるファンに挨拶も感謝もせずに帰ってしまう岡田監督、相変わらず負けた責任をバッテリーに押し付ける岡田監督、言いたいことは沢山ありますが、去年私達の夢だった優勝と日本一を実現してくれたことには本当に本当に感謝しています。そして、高橋遥人で負けたんやったら、しゃあないかと納得もしています。

 それにしてもすっかり諦めてた9回裏に出た、原口のホームランは涙が出ました。決着はついてても、たとえ焼け石に水でも、最後まで残って応援してくれたファンに見せた、魂のこもった一発でした。

 ホンマに肝心な時に勝たれへんダメ虎やし、毎試合ドキドキさせられて長生きできんとも思うし、それでもベンチに帰って来た原口にありがとうと唇が動いた岡田さんを見て、これやから虎ファンはやっぱりやめられへんなと自覚してしまう敗戦の夜でした。

 負けても負けても生涯虎命。もうすでに、藤川新監督がどんなチームを作ってくれるのか楽しみで、生きる意欲が湧いて来ています。

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(ご入居者 K.N.)

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