渡り廊下を歩きながら、ふと窓の外の山野草園に目を向けると小さな黄色
が目に入ってきた。よーく見てみると「福寿草」が一輪咲いていた。
思わず側にいた職員さんに声をかけると、三年ぶりに咲きました。と
山歩きをしていた私は、この小さな花からその当時の思い出があふれて
懐かしさでいっぱいになりました。
【 入居者 H . E 】
※ 新年の季語となっているフクジュソウは早春に黄金色の花を咲かせることから、一番に春を告げるという意味で「福告ぐ草(フクツグソウ)」という名前が江戸時代に使われていました。その後、ゴロが悪いことからおめでたい「寿」と差し替えて「福寿草」となったものです。この「寿」は」、開花期が長いことから長寿の意味もあり定着しました。
また、旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから「元旦草(ガンジツソウ)」や「朔日草(ツイタチソウ)」との別名もあります。
※ 福寿草の花言葉は「幸せを招く・永久の幸福」などがあります。名前からもわかるよう、古くから日本で福を招く植物として知られてきました。2月26日の誕生花でもあります。
【 職員 髙橋 】
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