朝、カーテンを開けると、夏休みも近くなったこの季節、真向いのノウゼンカズラの橙黄色が目に飛び込んでくる。梅、桃、桜とつぎつぎに賑わっていた花が終わって、緑一色になった庭園がノウゼンカズラで急に明るくなった。2号館南側の通用門の横で茂っている
この写真では、蔓(つる)の途中で13個ほどの花がまとまって咲いている。このような花のまとまりが、高さ3mほどの蔓のあちこちで見られる。一般家庭の庭で、ノウゼンカズラはあまり見かけなかった。 漢名の凌霄花(リョウショウカ)は「霄(そら)を凌ぐ(超えて上に出る)花」の意
落葉蔓性の木。蔓が伸び、付着根をだして他のものに吸着してはい上がる。 7~8月、橙黄色の明るい花が枝先に対生する。花は直径6~7㎝、漏斗形で先端は5枚に分かれる。雄しべ4個のうち2個が長い。ノウゼンカズラ科 (入居者M夫妻)