神戸と〈里〉の四季: 2025年9月アーカイブ

ハチドリガ

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「ハチドリが~」じゃありません。助詞の「が」ではなく名詞の「ガ」(蛾 moth)です。

この蛾が、先週中ごろに里の中を飛び回っていました。こいつ何者か?! 気になったので写真に撮ってグーグルで調べてみました。

すると、すんなりとWikipediaに案内されて、英語名はHummingbird hawk-moth(ハチドリ スズメガ)で、和名はホウジャクというスズメガの一種であることが判りました。

口吻を伸ばして器用にペンタスの蜜を吸っているところを撮りましたので、紹介します。

まずは、だら~んと口吻を吊り下げて蜜を吸っているところです。

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ホバリングがとっても上手です!

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判りにくいですが、眼は複眼になっているそうです。

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移動時には、口吻は邪魔にならないようピロピロ笛みたいに巻いています。

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こちらは、雌しべの根っこに口吻を突き刺して、蜜を吸っているところです。

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口吻を伸ばして蜜を吸っている様子は、良く見ると肉眼でも見ることが出来ます。

見かけたら、観察してみて下さい。 入居者:K.I

毎年この時期になると、里の中でアゲハチョウが乱舞しているのを見かけます。

特に3号館エントランスには、黒いアゲハチョウがペンタスの蜜を吸いに来て、入居者を癒してくれています。ただ、こちらは陽当りがイマイチで写真を撮りにくいので、今日は東屋近くのペンタス畑に行ってみました。

すると・・・黒いアゲハチョウだけでなく、黄色いアゲハチョウも一緒に乱舞しています!!

ナミアゲハ3頭、キアゲハ1頭、モンキアゲハ2頭、クロアゲハ1頭の合計7頭にもなり、一時は5頭が同時に乱舞している状況でした。(蝶は1頭、2頭と数えるそうです)

 2兎追うものは1兎も得ず、ということわざがありますが、5頭を追ってみました。

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やっぱり3頭も得られません。3頭写っていますが1頭はピンボケでした (^^ゞ 因みに、この3頭は何れもナミアゲハです。

 そこで、ナミアゲハ2頭を追ってみたら、見事2頭を捉えました!

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異種アゲハチョウ交流会ですから、2種類のアゲハチョウも追ってみました。

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モンキアゲハ(左)とナミアゲハ(右)です。2頭なら何とかなりそうです (^^)/

あと単独ですが、こちらはキアゲハ。

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ナミアゲハに模様が似ていますが、こちらキアゲハは、前翅の付け根が薄く黒色で塗りつぶされています。ナミアゲハのこの部分には黒い縞模様があるのが特徴です(2枚前の写真と見比べて下さい)。

 せっかくなので、最後の1種類、クロアゲハも載せます。

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クロアゲハはモンキアゲハに似ています。特にオスには後翅に白い紋があって見分けにくいですが、こちらクロアゲハの胴体部分にはモンキアゲハと違って明確な白い線が入っていないのが特徴です(2枚前の写真と比較下さい)。

 まだまだ暑い夏の午後でしたが、これらのアゲハチョウに楽しませてもらいました。

 あとひと月もすると、アサギマダラを目にする季節になります。1000km以上も南方に移動するアサギマダラですが、好みのフジバカマに止まって休憩する姿を、今年は見られるでしょうか。。。  (入居者 K.I

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