桃の節句は毎年「チラシ寿司」に蛤の吸い物と決まっていて、特別の物が出されたことは長いここでの生活でも記憶に無い。今年は選択の別注だったが『桃の節句膳』が供せられた。小さく仕切られた弁当箱に、旬の野菜、魚介類を少量ずつ盛られたものだ。どれも季節の美味、珍味だ、菱餅の色の団子、桜餅もある。年々沢山の量が食べられなくなり、少量を多種いただけるのは嬉しい。又持ち帰り易いような入れ物だったので食堂でいただいている人は少なかったが、部屋へ持ち帰った肩が多数居られた。飾られた「雛人形」に見守られながら美味しくいただいた。毎回書いているが入居当時飾られた「七人囃子」の雛人形に今一度あいたいと思っている(五人囃子のほか、琴、笙?)。他の場所でも見たことが無い。
里一番の食いしん坊 ひろ爺
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