ラッパ水仙
内側の副花冠がラッパのように突き出ている。 6枚の花弁に見える部分は、上の3枚が花弁、下の3枚は萼片。ヒガンバナ科スイセン属。渡り廊下の生け花を撮影した。 テレビで放送していた淡路島の水仙郷では、水仙とラッパ水仙が一面の花盛りであった。
ペンタス
渡り廊下の鉢の名札に次の分が付記されていた。<昨年秋、花壇で咲いていたのを鉢に移し、部屋で育てました。>
花壇でなら5月の花、部屋で育てると3月の花。茎の先に直径1㎝前後で5つの花弁をもつ星形の花が多数咲いて美しい。東アフリカなどからアラビア半島のイエメンにかけて自生するアカネ科の花である。
辛夷(コブシ)
辛夷(コブシ)の花のアップ
ケアセンターの裏庭にある低木2本が花で覆われている。花びらは9枚(実際は、外側の3枚は白い萼片) モクレン科モクレン属に属する落葉高木である。
また、里のすぐ近くに同じモクレン科モクレン属の白木蓮(ハクモクレン)が街路樹になっている道がある。早春のひと時、里バスの左右の窓から満開の花を眺めるのが楽しみである。一般居室棟の庭園にも白木蓮が欲しい。(入居者 I.M)