2月25日、父が亡くなりました。父の部屋のベッドからは、老木ですが立派な枝垂桜が見えます。今年も桜が咲くのを楽しみにしていましたが、間に合いませんでした。
部屋の整理が終わり、今日が最後の日になりました。父が闘病生活に入ってから2年余り、私も出来る限りサポートしてきましたが、いつの間にかご入居者の皆さまと顔見知りになり、お仲間に入れて頂きました。
今日は、親しくなった皆さまから、『お別れ会』を開いてくださると声をかけていただきました。
父は生前多くのサークルに入り、里の発表会では舞台に立つこともありました。今日改めて皆さまからエピソードを伺い、お仲間に囲まれて充実した生活を送っていたことを知り、家族として感謝の気持ちでいっぱいです。
父の写真を囲み、たくさんの想い出を話しました。
長く辛い闘病生活でしたが、いつの間にか『ゆうゆうの里』が自分の家のような安らげる場所になっていました。
少し先になりますが、桜の花が咲き誇る、此処に戻って来たいと思います。
お世話になった『ゆうゆうの里』の皆さま、いつまでもお元気で。
(入居者T様のご家族K様)
この写真は、職員一人一人に、K様ご家族がくださった手作りのメッセージカードの写真です(堀田邸のお庭の芝生にゆったり座りK様は何を思っていたのでしょうか)。
温かくすてきなご家族に囲まれて、私たちも胸が熱くなりました。
心よりお礼申し上げます。
(佐倉ゆうゆうの里 職員一同)
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