2024年9月アーカイブ

9月16日は、『敬老の日』。佐倉ゆうゆうの里で最高齢の方は、なんと104歳。また、7名の方が、百歳を超えていらっしゃいます。

今年、新たに百歳を迎えられる4名の皆様に、「岸田文雄首相」より賞状と記念品、「西田三十五佐倉市長」よりお祝いの書状が贈られました。

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「百歳のお祝いをいただきましてありがとうございます。毎週、母の様子を見に来て一緒に過ごしていますが、今日は、百歳のお祝いを一緒にすることができ、嬉しく思っています。母にもますます元気でいてもらいたいです。」(入居者S様息子様)

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「今日は、結構なものを頂戴いたしました。ありがとうございます。長生きしてよかったです。」(入居者Ⅰ様)

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「『人生百年』を目標に、いつも感謝の気持ちを忘れず過ごしてきました。先月体調を崩し入院しましたが、無事に退院することができました。今日は、お祝いの書状と記念品、きれいなお花をいただき、ありがとうございます。これからも、いつも『感謝、感謝』の気持ちを持ち続けて頑張ります。」(入居者M様)

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「ありがとうございます。今日の日を迎えることができ、嬉しく思います。皆さまに感謝します。」(入居者Y様)

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記念品は、「銀杯」です。さっそくお部屋に飾りました。皆様のますますのご健康とご長寿をお祝いいたします。

(佐倉ゆうゆうの里職員一同)

少しずつ秋の訪れを感じる今日の良き日をお祝いし、『敬老の日ピアノコンサート』がコミュニティホールにて開かれました。

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今日お招きしたのは、普段は、医師として在宅医療や緩和医療に携わりながら、週末に病院や施設で訪問ピアノコンサートをされているという異色の経歴を持つピアニストの方です。

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ホールには、131名の方がお見えになり、コンサートは、ピアノソナタ第8番「悲愴」で始まりました。

ショパンのノクターンを演奏された際には、「訪問ケアで、終末期の患者さんの前で弾いた思い入れのある曲」と紹介してくださり、その優しい音色に会場がやわらかい空気に包まれました。

「医師としての、ご自分の体験も話してくださり、優しい音色を感じることができました。」(入居者N様)

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「幻想即興曲は、聴きごたえがあったわ。やっぱり生の音は違うわね。間近で聴けて良かったわ。」(入居者N様)

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質問コーナーでは、「普段のお医者さまの仕事を聞かせてほしい」(入居者A様)

「ピアノはいつから始めたんですか?どうして音大じゃなくて、医学の道を選ばれたの?」(入居者S様)

「何科の先生?」(入居者S様)などたくさんの質問があり、そのひとつひとつに丁寧に返答いただきました。

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「『マイウェイ』よかったわ。聴いている間、自分の今までの人生が蘇ってきて、いろいろなことを思い出しました。」(入居者K様)

「クラシックだけじゃなくて、楽しめるプログラムだった。感情がこもっていて『愛の讃歌』がよかった。」(入居者A様)

「最後の『ラ・カンパネラ』は力強いタッチで、迫力の中に優しさがあり、感動でした!」(入居者T様)

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ホールで1時間のコンサートの後、ホールに来ることができなかったご入居者のために、5号棟でも演奏を披露してくれました。

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3曲の予定でしたが、「もっと聞きたい。」「クラシックが好きなんです。ベートーベンがいいわ。」とご入居者からのリクエストがあり、合計7曲も披露してくれました。

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「すごくよかったわ。優しい演奏に引き込まれました。」「独身かどうかお聞きしたかったわ。」「ぜひ、また来てくださいね。」

コンサート終了後も、皆さん笑顔で、話が尽きませんでした。

定年後の趣味として始めた能面作りですが、能の世界に魅せられ、今では、能面作りがライフワークになりました。ゆうゆうの里内の文化祭にも出展してきましたが、毎日毎日少しずつ製作した能面や絵画を皆さんに知ってもらいたいと思い、今回初めて『能面・絵画展』を開きました。会場は、佐倉市民美術館前の「SAINT.Dスタジオ」で、98日(日)まで開催しています。

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この能面の原型となる木材は、家内の実家を解体した時の梁なんです。この梁に印をつけ、削り出していくんです。

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能の舞台で使われる能面は、材料は堅い木材ですが、不思議なことに様々な表情を見せてくれます。この「般若 (はんにゃ) 」は、一見怖いイメージがありますが、怒りだけでなく、鬼になってしまった女性の悲しみや苦しみが感じられ、せつない表情にも見えます。

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今回は、能面に合わせ、絵画も描きました。

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能面は左右が「非対称な作り」になっています。その違いは「陰と陽」とも呼ばれ、ほんの少しの角度の違いで、喜びや悲しみ、涙を流しているようにもみえます。女性の表情は、特に表現が難しいんです。

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能面は、面 (オモテ) とも呼ばれますが、オモテに見せる顔をつけることで、ウラの顔を演じるというのも魅力なんですよ。

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ゆうゆうの里に入居する前に、地元の神社の「江戸時代の獅子頭」を修復するボランティアもやりました。塗りの漆の色にも拘り、複製に2年かかりました。

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何事もコツコツ積み重ね、達成したときの充実感は、ひとしおです。

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ぜひ一度、実際に能面をごらんになってみてください。畏怖の念を抱くことはあるかもしれませんが、生きているかの様な表情を近くで感じていただけたらと思います。

(入居者E様ご夫妻)

ゆうゆうの里の入居者サークル『絵本サロン』の日。いつもは、手芸室で行っていますが、今日は特別にメンバーとお茶の会を楽しみました。

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「『絵本サロン』では、毎回、心に響いた絵本を持ち寄り、ひとりずつ声に出して読みます。実際に声を出すことが大事なんです。また、自分の足で出かけて、絵本を探すことも大切なことだと思っています。」(入居者O様)

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「『絵本サロン』で会の皆さんが発表した絵本を、Mさんが感想を添えて、いつもきれいにまとめてくれて『絵本サロンだより』を発行してくれます。たまに読み返したり、次の絵本を探す参考にしたりして、大切に保管しています。」(入居者T様)

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大好きな絵本を通して、和気あいあい楽しく会話しています。絵本の好きな方、私たちと一緒に語り合いませんか?

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大正1291日発生した関東大震災が教訓になり、制定された防災の日。ゆうゆうの里でも、全棟一斉地震防災訓練(シェイクアウト訓練)が行われました。

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「まず低い姿勢をとって、頭を守り、そのまま動かない」放送が入るまでの1分間は、結構長く感じられました。

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今日の訓練をいかして、いざ地震が来ても慌てず、焦らず、自分の身を自分で守ろうと思います。(入居者U様)

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