この『獅子頭』は、一昨年の『能面』の個展にも出展したものです。縁起物なので、お正月に皆さんに見ていただきたいと思い、ラウンジに展示してもらいました。
10年以上前になりますが、個展に出展したこの『獅子頭』を見た茨城県布川神社の氏子さんから懇願されて、布川神社にもっと大きな『獅子頭』1対を奉納したことがあります。江戸時代から引き継がれた獅子頭の修復は、材料にもこだわり、自分で1本の桐の木を切り、削り出しました。塗料は漆ですが、日暮里の塗料会社に特注し、同じ色を出すために試行錯誤しました。カチカチという口の動きと舌も動くような「からくり」にも苦労し、制作に3年を費やしました。
この小さな『獅子頭』は、談話室に・・・。神社に奉納した『獅子頭』の復元版のため、この『獅子頭』を見るたびに当時を懐かしく思い出します。
私たち夫婦の宝物です。今年も里の皆様にとって良い年になりますように‥‥。(入居者E様)



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