9月21日(土)は、「世界アルツハイマーデイ」。アルツハイマー病に関する認識を高め、認知症になっても安心して暮らせる街を目指す世界的な活動が行われる日です。佐倉ゆうゆうの里では、この日に合わせて「認知症サポーター養成講座」が開かれました。
この講座では、「認知症に関する正しい知識と理解を持ち、認知症の方や家族に対してできる範囲での手助けをする人」(認知症サポーター)を増やし、安心して暮らせるコミュニティの実現を目指しています。今日は、18名の方の参加がありました。
「実際の例をあげて、具体的にこんな時どうするかを考えて発表するのは、ためになりました。いざという時に声をかけてあげられそうです。」(入居者O様)
「母の介護をしてきましたが、自分のやってきたことに間違いはなかったと安心しました。相手を認め、寄り添うことは大切なことですね。」(入居者S様)
「声をかける言葉選びも大切だと思いました。驚かせず、急がせず、傷つけない優しい声掛けをしようと思いました。」(入居者K様)
「対応はその人によって違う。その時々の状況に応じた声掛けをしたいと思いました。その人を知ろうとすることも大切ですね。」(入居者Y様)
『認知症サポーター』として私たちができることは、たくさんあります。まずは認知症を正しく理解して、他人事として無関心にならず、自分の問題として考えることが大切です。ゆうゆうの里でも、認知症の方やご家族を温かく見守っていきましょう。
(「認知症サポーター養成講座」担当職員)