久しぶりに2号館西側の庭に出たら、芙蓉の大きい花が咲いている。
若い2株に2個と6個のピンクの花が咲き、背丈より高い株には10個の薄いピンクが咲いている。
ピンクの花びらの根本には紅色の斑点が目立つ。
雄しべの少し曲がった花柱の周りを多数の雄しべが囲んでいる。
薄いピンク色の花に紅色の斑点はない。初めて見る珍しい花である。
花の直径は10㎝弱で夏の頃より小さいように思う。
特徴のある葉は五角形で手のひらのように大きい。
集会所の道路脇で咲くピンク色の花は、夏には30個以上咲いていたが、
夏の終わりには1個まで激減し、
9月21日には15個に盛り返している。
ここに入居する前、隣家の庭に純白の芙蓉が咲いていた。
それを眺めながら旧制・第一高等学校寮歌の1節<芙蓉の雪の精をとり>を
口ずさんでいたのを懐かしく思い出す。
インターネットで調べていたら、純白の花びらの根本に紅色の斑点のある品種
<フヨウロザン>があり、これも美しい。(2022.09.23 入居者M夫妻)
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