高積雲
10種の雲の中の中層雲 秋に見られる美しい雲であるが、冬の暖かい日に同じ雲を観察できた。別名は<ひつじ雲>。羊が長閑に群がっているような雲である。漱石「三四郎」では、青春の恋の悩みを<ストレイ シープ(迷える羊)>になぞらえている。迷羊。雲が羊の形をしている。
上層雲の波状雲
秋のこの時以来、波状雲を見る機会はなかった。波状雲は大気の波によって空気が上下に動くことで発生する。雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消える。そのため波打ったような形の雲になる。いわば水面にできる波紋が大気中にできるようなものであるという。
雲の壁
ベランダで南から西を眺めると、瀬戸内海の上空に冬の入道雲などが連なり、それが雲の壁になっている。(入居者 M夫妻)
雲は表情豊かですね…。
M様、いつも素敵な写真と解説をありがとうございます。