白川 金色院
以前、"白川歳時記"として白山神社のお祭りを中心にお伝えさせていただきましたが、
今回は900年前に建立された"金色院"のお話を少し・・・。
NHK大河ドラマ〈光る君へ〉に登場する藤原道長(柄本佑)の長男 頼道が建立したのが平等院
道長の三女 寛子【後冷泉天皇の皇后 四条宮寛子】が建立したのが白川金色院で、
南北500m、東西300mの広大な範囲で、従時の平等院に匹敵する規模をほこり、
多くの堂塔や坊舎を擁したとされ、白山神社から白川集落に続く道に"総門"が現存しています。
また、近く(白川集会所より東へ70m程、民家を通り抜けたところ)には寛子の供養塔
"九重石塔"(高さ4m、花崗岩製、初層軸部に金剛界四方仏の種子が月輪の中に刻まれている)があり
樹齢150年のサザンカが季節になると花を咲かせます。
(白川在住職員)
樹齢
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